久しぶりにブログを書きます。
犬夜叉オーケストラのコンサートに行ってきました。
和田先生指揮のコンサートは2016年アニソンクラシックと2020年トークぷらすライブとこれで3回目なのですが、過去2回とも簡単なツイートだけでちゃんとした感想を残してなかったので今回は忘れないうちになるべく書いておこうと思います。

※思ったより長くなったのでご注意…

覚えてること箇条書き
・ポスターを撮影するために列が出来ててすごい(自分も並んだ)
・↑1階のエスカレーター横と、2階(3階?)の入場ドア前の2か所とも皆お行儀よく並んでて、犬夜叉ファンのマナーの良さを感じた
・花輪すごい!留美子先生のもある!
・思ったより会場の横幅が狭くて、全体が綺麗に見渡せてとても良かった
・公演前のアナウンスがゆきのさんのお声で、「皆様“おすわり”になってお待ちください」が聞けて笑顔になった
・和楽器の演奏の方お二人ともが着物姿でとても素敵だった
・声優さんたちもそれぞれのキャライメージの和風衣装でめちゃめちゃ素敵だった!
・↑特に渡辺久美子さんが七宝ちゃんとおそろいのカラーリボンでポニーテールにしてて超可愛かった…
・一番手から「半妖犬夜叉」、最初からクライマックス…
・「CHANGE THE WORLD」のサビでもう涙がこみ上げてくる…
・↑からの「My Will」、2曲メドレー形式の入りが最初それぞれ全然違う穏やかなメロディーで始まってすごい素敵だった 和田先生の編曲力!!
・ゆきのさんの朗読劇、最初台本持たずに移動したりとわたわたされてたのがかわいらしかった
・↑のに、いざ演奏が始まると空気が一変して本当にすごかった(朗読劇の感想については下の方に別で書きます)
・トークコーナー、声優さんたちの裏話がいっぱい聞けて嬉しかった!
・収録のたびに奈落(森川さん)がうきうきで「今日は犬夜叉(勝平さん)と遊ぶのを楽しみにしてた!」っていう話を七宝ちゃんから聞けてニッコリ
・のんこさん「かごめ役のオーディションで勝平くんとコンビで掛け合いをしたのでどうしてもあかねが出てきそうになった」「今はあかねじゃない、かごめ!と思って演って、どちらでもない何者かになってしまった」「結果、なぜか桔梗に選ばれた」
・のんこさんのトーク回しが流石過ぎてずっと聴いてられる…
・のんこさん「ずっと明るい女子高生の役をやってて、自分自身の性格的にも桔梗は真反対だから、なんで選ばれたんだろうって思ってた」
・ゆきのさん「私もずっと桔梗と役が逆だと思ってた」「私は情念の女だから桔梗の気持ちがわかるし、桔梗のほうが向いてるって」「無印アニメ1年くらいは毎週テレビの前で正座して見てた」「とてもじゃないけど足を崩して見るなんてできなかったし、自分の声だけが浮いて聞こえてた」
・のんこさん&久美子さん「「(自分の声だけ浮いて聞こえるの)わかるー!」」
・ゆきのさん「でものんこさんは1話の桔梗の台詞が回想のたびに結構後半までずっと使われてたけど、最初から演技が出来上がってる感じがして流石だと思ってました!」(べた褒め)
・のんこさん「あの時は犬夜叉に憎しみを込めて演ってた(笑)」「これは乱馬じゃない!って(笑)」
・のんこさんのトーク回しが流石過ぎてry
・声優さんたちがそれぞれ褒め合ってて笑顔が止まらない
・勝平さんのビデオレター、赤いパーカーを着てて流石
・その場にいなくて何も気兼ねしなくてよい勝平さんがめっちゃ軽快に「はっはっは↑」って笑ってたのが面白かった
・勝平さん「女子3人の中に男1人にさせてごめんね~!楽しんで~!」(和田先生宛に)(楽しんで~じゃなかったかも…)
・ビデオレターが終わるとともに七宝ちゃん「この場に居なくて一番楽な思いをしてるのは犬夜叉おまえじゃろう!」ナイスツッコミ👏(言い回しはちょっとあやふや)
・ゆきのさん「当時はまだ新人に片足突っ込んでた時で、ずっと勝平さんに助けられてておんぶにだっこだった」「今は多少~は手助けできるようになったかな?」
・久美子さん「めちゃめちゃ助けてるわ!勝平さんが一番助けられてるわ!」笑
・その場の全員「まあ勝平さんは愛されキャラだから」 愛され勝平さん
※トークはニュアンスでの記憶なので細かい言い回しは違います。あと順番も多少前後してます。ごめんなさい!
そしてこれ以外にもまだいろいろと話がありました!(覚えきれなくて書ききれていない)
・流石アレンジが沢山ある犬夜叉のテーマ、思ってたより何度も聴けてウルトラ最高だった
・キャラテーマメドレー、流れるたびにそれぞれのキャラクターが自然と浮かんできて改めて和田先生の楽曲の素晴らしさを実感する…
・和田先生のキャラ解釈が本当にすごい
・指揮する背中がかっこいい
・コンミスの方の演奏がすごい綺麗!「犬夜叉は世代で、唯一2回見たアニメ」ってコメントされててほええ~~
・全体的に演奏者の方は犬夜叉世代の年齢の人が多いイメージだった
・3曲メドレーの2曲目が終わった時に間違えて出てきたゆきのさんかわいい
・和田先生「1回分多くゆきのさんを見れて良かったってことで!」 ほんそれです!
・七人隊のテーマ超かっこいい……
・四魂の玉の浄化、完結編26話の映像が一緒に流れてきて胸熱…
・完結編26話は、普通は既にある楽曲の中から合いそうなのを選んで使うところを、原作の感動を表現するために映像に合わせて音楽を作る『フィルムスコアリング(映画方式)』で有終の美を飾りたいと和田先生が希望して、それをスタッフの方も受け入れてみんなで協力して作り上げられたそうで、和田先生の「犬夜叉」に対する想いがすごすぎるし完結編の時のアニメスタッフの気合いもやっぱりすごかったんだなって、感動した
・その再現としての映像と同時の演奏だったのであまりにも“良”すぎた
・感動しつつ、あれっ犬かごのセンシティブな映像(キスシーン)ってこんなところで大画面で見ていいんだっけ!?!?(大混乱)
・キスシーンさ、原作にはなくて賛否はあれど、個人的にはアニメスタッフの気遣いを感じてる…アニメでの桔梗との関係の盛り方を考えると、あそこでバランス取ろうとしたのかなみたいな…どちらにせよあれこんな犬かごのセンシティブな映像ry
・まって箇条書きじゃなくなってきてる…
・最後サービス演奏で「半妖犬夜叉」が動画撮影OKで会場がどよめく
・自分もまじで!?って声出ちゃった
・指揮壇上にちょこんと置かれた犬夜叉のぬいぐるみ、誰かトークで触れるのかなと思ったら最後まで誰も触れずに終わって逆に笑っちゃった
・↑遠目で見てるとライトで髪色が白飛びして光ってて神々しかった笑
・S席特典のプログラムブック、和田先生のそれぞれの楽曲解説が載っててとても良き
・最後人がはけるのを待ってたら、一緒に行った友達があれ留美子先生じゃない!?って気づいて息を吞む
・すご…先生いる…やば…ちいかわ…
・これで記憶が割とふっ飛ぶ

とはいいつつ、文字に起こすとあーこれも!って色々思い出すね…書ききれてないこともたくさんあるけど…とても良かったです。

↓箇条書きでは無理だと思ったので朗読劇の感想
内容は井戸が閉じてしまってから~再び繋がるまでのかごめの心情の朗読劇でした。
アニソンクラシックでも同じような犬かごの朗読劇があったけど、あれよりもさらにオーケストラの音を乗せての劇でした。
音楽で場面が切り替わって、その流れに合わせてゆきのさんが演じるかごめの独白が入ってすごかったです。演奏はもちろん、それに負けないゆきのさんの声量、透き通り方があまりにもお見事でした。
アニクラのシナリオでは犬夜叉がかごめの匂いを「甘ったるい匂い」と表現していましたが、今回はかごめが犬夜叉の匂いを「草原の匂い」と表現されていて対比が良かったです。犬夜叉におんぶされて草原を駆けるのが好きだったんだって…その時の犬夜叉の髪の匂いが草原の香りなんだって…。犬夜叉に会いたい!と願って、井戸が繋がった時に「戦国時代の風の匂い」って入れたりとか、「犬夜叉の指先が触れて力強く私を引っ張った」とか、なんかもうはわわ!※実際はもっと詩的な言い回し
隅沢氏…良い台本を書くじゃないですか…。何様みたいな言い方になってしまったけどほんとに、素敵だと思いました。
対比と言えば、その後も「犬夜叉は教えてくれた。勇気、最後まで諦めない心、仲間を信じる気持ち。あたしに身を持って見せてくれた」(ちょっと言い回しあやふや)と続いて、そう感じたのなら、それは先にかごめが犬夜叉を信じて受け入れてくれたからだよ…と思わずにはいられなかった。そして多分それを見越してのシナリオだった。結構あたしは犬夜叉のために~と、最後まで対比アンサーをしてて、個人的にはそこは流石にやりすぎなのかなとも思いつつ、でも自分も同じようなことを以前アンソロ寄稿でかごめに言わせちゃってたからあんまり人のこと言えないというか、なんかちょっと一周回って恥ずかしくなってしまった…(いやまあ同人のことは置いといて!)
前向きに捉えたら、ストレートに分かりやすくまとまっててこれはこれでいいのかな…。

あ!ゆきのさんが「あたしはかごめよ!日暮かごめ!」って力強く言うシーンがあって、本当にすっごくカッコよくて、原作でもこのセリフが大好きだったからこれを入れてくれたことがとにかく嬉しかったんだけど、その後トークコーナーでゆきのさんが「ずっとなんで自分がかごめ役なんだろうって思ってたけど、犬夜叉アニメの収録が始まって4、5年くらい経ってから(無印が終わってから)ようやく自分がかごめ役で良かったって思えるようになった。あたしが日暮かごめなんだって」(意訳)っておっしゃってて、時間差で胸熱攻撃を食らいました。
その後さらに数年後完結編の収録が始まったわけだけど、実際無印の時と比べて完結編での演技は「かごめ」らしい愛らしさがアップされてたので(個人の見解)、色々と納得しました。ご本人の中でもきちんと役を受け止められるようになって、だからこその完結編と今回の朗読かと思うと、改めて声優さんってすごいなという気持ちでいっぱいです。
のんこさんも「かごめの気持ちが伝わってきて良かったよ~」みたいなことを拍手しながらおっしゃってて、いやもうほんとそれ~~!!って感じでした。
シナリオありきとはいえ、やっぱり気持ちの乗った声で聴くと伝わり方も段違いの威力になりますね。そこに生オケの音もあるわけだから…普通に泣いちゃうよ…。

あとゆきのさんの声を通して隅沢さんのことにもちょっと想いを馳せてしまって、朗読劇を聴きながら脳のメモリが大変なことになってました。現場のことは何もわからないので想像でしかないけど、大変だったろうなって…。
またこういう形での書き下ろしシナリオ拝見したいです。

↓あともう同じこと言うのもあれなので先にいくつかしたツイートスクショ

↓ツイにも載せたけど会場の写真

 

総括
犬夜叉オンリーでの和田先生のコンサートは初めてだったので、本当に行って良かったです。勝手にちょっと心配だったけどチケットも無事完売したそうで、そのおかげか公演中(?)に8月に姫路での追加公演も決まったとサプライズ報告があり、会場も拍手喝采でした。本当におめでとうございます。ぜひおかわりしたいです。

素敵な公演会を本当にありがとうございました。生きててよかったです。

 

プログラム記録
【第一部】
1.半妖犬夜叉
2.犬夜叉OPEDメドレー
〈CHENGE THE WORLD~My will〉
3.犬夜叉ドラマオーケストラ
~かごめ―遥かなる想い~ 朗読:ゆきのさつき
4.トークコーナー
5.犬夜叉~妖魂譚~
6.犬夜叉幻想

(20分休憩)

【第二部】
7.犬夜叉と仲間たち
〈大反撃~時を越えて かごめ子狐妖怪・七宝~不良法師 弥勒~天翔ける珊瑚〉
8.ライバルたち
〈奈落の野望~風使い神楽~妖狼族鋼牙~妖兄 殺生丸〉
9.それぞれの恋心
〈悲運の巫女 桔梗~運命と恋心~りんと殺生丸~ふたりの気持ち〉
10.牙の剣 鉄砕牙
〈死闘~牙の剣 鉄砕牙~襲撃〉
11.七人隊
〈我ら七人隊~切りこみ隊長 蛇骨~七人隊首領 蛮骨~重戦車 銀骨〉
12.完結編「四魂の玉の浄化」
〈奈落の死~終わりなき闘い~犬夜叉の想い~四魂の玉の最後〉
[完結編26話の映像の同時上映]※音声なし
13.犬夜叉スペシャルテーマメドレー
〈出会った場所で~窮地~哀歌~唸れ!鉄砕牙〉

アンコール演奏「時を越える想い」?「ふたりの気持ち」?ちょっとあやふや… 
サービス演奏「半妖犬夜叉」(録画OK)

――――――
あ、ふたりの気持ちは先にやってくれてるからやっぱり時を越える想いのほうかな
この辺の知識あやしくてすみません…