せっかくブログがあるんだから浅いながらも色々考えてたことを記事でまとめてみようかなあと今日唐突に思い、なんとなく書いてみます。

タイトルが暦となってますが…
私は絶対無理なのに定期的に犬夜叉の時代考察をしてみたくなる病にかかっています。ははは。

時代考証といえば、もうすでに四魂の玉の500年周期から計算している説もあって、それは以前拝見しましたが、基本的に原作から汲み取れる犬夜叉たちの時代は織田信長が尾張のうつけとして知れ渡っていることから、信長が生きている間の1534~1582年あたりということになります。
これだけ絞れたらもう十分な気もしますが、この間なんとなく犬夜叉が朔の日を迎えるのは何巻と何巻と何巻…とメモしてたんですね。
そしたら割とちゃんと定期的に来てるな~と思い、これで考えれば1か月単位での作中での出来事が分かるじゃないかと思ったんです(今更)。

朔の日メモ
1回目…蜘蛛頭回(5巻)
2回目…桃果人(9巻)
3回目…闘鬼神(16巻)
4回目…鋼牙を神楽から助ける(21巻)
5回目…魍魎丸に見つかる(37巻)
6回目…二枯仙(42巻)
7回目…飛来骨が壊れる回(49巻)
※白霊山は朔ではないので除外

それでついでに現代でのこの年の(かごめが井戸に飛び込んだ1996年の)カレンダーと朔の日付が分かれば無駄に妄想捗って楽しいのにな~とググってみたところ…
普通にあるんですね~、そういうカレンダー!→あの日のお月様は?

ネットってすごいですね。
これで見ると1996年の7月の朔は16日でした。わー無駄にテンションあがるー!

…とまあそんな感じでカレンダーを見ていて、そもそも犬夜叉は戦国時代で人間の時は現代でも人間なのだろうか、というより、戦国時代で朔の日は現代でも朔の日なのだろうかというところに思い当たりました。(二次創作ではちょくちょく拝見しております…大好物です…)

長くなったので折りたたみます

犬夜叉が月の満ち欠けそのものに妖力が影響されるのか、満ち欠けの周期にたまたま妖力が消える周期が重なっているのかはわからないですが(それはまた別で考えたい)、どちらにせよ月齢が現代と戦国で同じ方が二次創作上大変便利だと思いました。

そしてさらに月齢と暦が同じ周期になるのは何年に一度なのだろう?と思いました。原作では戦国と現代の時間の流れは同じ、かつ、現代が昼なら戦国も昼、現代が夏なら戦国も夏のようなので、旧暦は考えずに暦自体も同じ(現代が7月16日なら戦国も7月16日)だったら、周期を計算すれば犬夜叉たちのいる西暦が割と明確にわかるのではないかと思ったわけです。

調べてみたところ、月齢と日付が同じになる周期は約19年に一度とのことでした。

「約」であって厳密には違うようなので、もうこの時点で色々アウトなのですがまあ細かいことには目をつぶるとして、こじつけでもいいから考えを続けてみました。

というかもしそういう暦が同じなのだとしたら、井戸がつながった理由も、四魂の玉うんぬん以外にも「暦と月齢の周期が完全に一致したから」だったら、めちゃくちゃ興奮します。運命に拍車のエンジンがかかる。

そういうわけで、冒頭でも言った通り織田信長が生きている1534年~1582年の間で、1996年の月齢と日付が同じ年を調べてみました。

遡ってくれるサイトがありました。→こよみのページ

ネットって本当にすごいですね。
ていうかこの計算サイトを作ってくれた方がすごいです。ありがとうございます。
このサイトの月齢カレンダーの項目で調べたい年の月齢を瞬時に計算してくれます。
ただ、遡れるのが1590年までというギリギリ手の届かない範囲だったので、一番近しいところまで頑張って確認してみました。
1996年と同じ日で同じ月齢になるのは、1605年でした。

周期が約19年ということで、そこから地味に-19をして計算したところ、信長が生きている間に来る同じ周期の年は1548年と1567年の二回でした。

1548年は信長15歳、1567年は34歳です。

甘利信長が「あのような尾張のうつけと一緒にされては困る」と評していたので、年齢的にブレイク前の1548年の方が有力かなということで、自分の中で結論が出ました。

犬夜叉たちの居る戦国時代の西暦は1548年!(細かいところには目をつぶる!)

ただこれ、再三申し上げますがほんと約19年なのでビミョーーーーにズレがあったりしてほんとだめだめなんですけど、まあもうそもそも留美子先生はそこまで考えてないので好きに解釈すればいいや!でまとまりました。まとまってない。

補足追記
鉄砲の存在を忘れてました。鉄砲伝来が1542か1543年ということなので、一応まだつじつまは合うということを付け足させていただきます。
そしてあくまで私の中での勝手な解釈です(しかも自分ですら気分で肯定と否定が交互にくるくらい勝手な)。人があんまり見てないブログだからこそ言えた感じ…。

ついでのついでに留美子先生はそこまで考えてないを大前提として、現代と戦国で暦が同じ説で考えると、上で出した朔の日回で日付もこじつけられます。

例えば蜘蛛頭回は7月16日ではないかと。

一応の理由として、原作では蜘蛛頭の前にタタリモッケ回があります。花火をしている子供たちがいる傍ら、半袖セーラーで友達が「かごめも数学の補習受けるんだ!?」と言っていた台詞から察するに、まだ夏休み前の様子です。
そのあとに蜘蛛頭回があるので、初朔犬は7月。

朔の日の回数的に、蜘蛛頭回が7月だと物語が最終的に1年間の出来事としてつじつまが合います。
数えていくと最後に出た飛来骨が壊れる回の朔が1月になるので、かごめの受験時期的にばっちりっていう…。

7月16日…蜘蛛頭回(5巻)
8月14日…桃果人(9巻)
9月13日…闘鬼神(16巻)
10月12日…鋼牙を神楽から助ける(21巻)
11月11日…魍魎丸に見つかる(37巻)
12月11日…二枯仙(42巻)
1月9日…飛来骨が壊れる回(49巻)

ただ、これでいくとどうしても引っかかる点がありまして、なにかというと蜘蛛頭の一か月後の桃果人回…この間に6巻で弥勒様と出会って、「弥勒さまのがやさしー」「てめー裏切る気か」「おなごにはもっとやさしくなさい」と3人がわーわー言っているのを、七宝ちゃんが「深刻な話し合いをしとるんじゃなかったのか?」と思いながら木の上でを食べているという無慈悲な出来事です……あー匙ポイ!

そもそもほんと留美子先生、第一話の季節もたぶん別に春でもなかったと思うんですよね。どちらかというと秋~冬…(第一話のじーちゃんの四魂の玉うんちくシーンで背景に1997年1月1日~1月7日って書かれたポスターが貼ってあったり服装がどう見ても冬服だったりおでんが出てきたり公式小説でも秋設定で話が書かれてあったり)

でもかごめの15歳の誕生日・受験生という設定から話の流れ的に最終的に絶対春じゃないとつじつまが合わないという感じですよね…。なんかもう最初から春って先入観と固定概念でなんの疑いも持たず楽しんでましたけどいざ具体的に考えてみると留美子先生ーー!!って叫びたくなります。留美子先生ーーーーー!!!犬夜叉めちゃくちゃ奥が深いですーーーーー!!!

あーたのし。そして頭が回らなくなったのでもうこの辺でやめにします…(笑)なんの実りもない長話にお付き合いくださりありがとうございました。

犬かごの出会いに乾杯。